なんでもない日々。

日々の思いや気づきなどを雑多に書きます。

つれづれ。

前半と後半で違う話。

yurinaさんという、スペインのマヨルカ島在住のインスタグラマー(というか本業はヘアメイクのお仕事をされてる)がいて。

時々、前触れなく始まるインスタライブがおもしろい。海外で結婚歴があり、お子さんもいて、色々ありシングルになった今も恋愛や人生を楽しんでいる。見た目は結構目を引く派手めな感じの人なんだけど、話題が豊富で、かつどんなテーマであっても自分の思いや意見を明確に、臆することなく表明できるところがとてもいいなと感じる。明確にはっきり言うと言っても、決して誰かを傷つけたり排除したりするようなことは言わない。むしろ根っこが優しく真面目な人だなと思う。

なんか全然自分とはタイプの違う人なんだけど、意外と私にはこういうタイプの友達もいるから、だから勝手に親近感を感じてたりもする。

yurinaさんのライブは基本的に視聴者のコメントを拾いながらの雑談で、今日のライブの後半は性の話だった。これがなかなかに踏み込んだ話で…。いわゆる卑猥だとかいやらしいだとかいわれる話題って、オープンに明るく語ると全くいやらしくなくなるのが不思議。今の彼や過去の旦那さんなどとの性生活について、包み隠さずあっけらかんと笑いながら話されていて、究極的には体の交渉もたくさんあるコミュニケーションの中の一つだというような、そんな感じで最後はまとめられてた気がするのだけどどうだったかな。聞いてて笑っちゃう話もあり、身につまされるような話もあって、猥談が猥談で終わらずそのまま人生談になるみたいな、そんなふうでもあった。

yurinaさんを見てると、マヨルカ島に住んでることが羨ましいなと思う。いや、マヨルカに住んでること、それ自体ではないかもしれない。自分の居場所が固定しきってない感じをいいなと思うのかも。

実は私にはあんまり自分の居場所を固定したくないみたいな感覚が昔からずっとあって、仕事も同じ職場にこの先ずっといたいとか、変化せずにいたいみたいなことはあまり思わない。むしろいつやめても平気な自分でいたいみたいな気持ちがある。何かのコミュニティに所属してそこでポジションを築いていくみたいなのもどちらかというと苦手で、仮に明日この場から去ることになったとて、出会えて良かったな、ここで過ごせて良かったなとあっさり思える自分でいたいと思う。決してそこを離れたいというわけじゃないんだけど、そこにしか自分の居場所がないみたいな状況に息苦しさを感じてしまうのかも。

私は私でどんな瞬間も自由で、たとえば突然、北海道に住んだり、どこか遠くに移住したっていいわけで、そういう心の身軽さみたいなのが私にとってはとても大事なことな気がする。 

朝、最寄駅に着いたら毎日政治家の人たちが駅前の改札につながる狭い広場にたくさん立っていて、「おはようございます」だとか「いってらっしゃいませ」とか声をかけてくる。本音を言うと、すごく苦痛だ。かけられてる言葉の意味は悪いものじゃないとわかっている。ただ、避けようにも避けることのできない場所に立っていて、駅に向かう人に毎朝自分の存在を視覚的にも聴覚的にもねじ込ませ、人の一日の始まりの心に立ち入ってこようとする感じが本当にしんどいなと思う。

これが政党の名を掲げてない、ただの人だったらきっとそんなふうに思わない。挨拶されたら私も返すだろうし。なぜその場に立ち、挨拶をしてくるのか。その裏にある思惑みたいなものを朝の挨拶に乗せてこちらに投げてこられる感じが本当に嫌なのだ。

はぁ…また愚痴ってしまった。

今日は患者さんの話をしたいなと思ってたのにな。またこれは改めてにして、ひとまず寝よう。さっき笑ってたこととか思い出して…。

明日もきっと良い一日。

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