なんでもない日々。

日々の思いや気づきなどを雑多に書きます。

鍵をかけ忘れて起こったこと。

曇天の空。雨も降ってくるかな。

なんでもない日常の話から。

私の住んでる地域はコープの宅配利用者が多くて、日用品とか、日々つい買い忘れちゃうものがあったりするので定期的に利用している。食品だけでなく日用品類も品数が豊富で、価格も決して高くない。お肉やお魚は鮮度の良いものが冷凍で届くのも助かっている。…のだけど、先日ちょっとした珍事が起こった。

コープの宅配が届く日と時間帯は決まっていて、注文をした週のその日は基本的に家にいるようにしている。でも先週は所用があり少し家を出ていた。本来は対面で引き取るのが望ましいのだろうけど、留守の時に配達が来た場合でも品物は保冷ケースに入れて玄関前に置いててくれるので数時間以内(冬場なら半日くらい)なら大丈夫なのだ。

そんなこんなで先日の配達日のこと。外出先から帰ってきたら、ドアの外に置かれてあるはずの保冷ケースが無かった。あれ?と思いつつ、ひとまず家の中に入ろうと、入口ドアに鍵を差し入れたら、なんと鍵が開いていた。鍵をかけ忘れるなんてことは滅多にないのだけど、どうもその日はかけたつもりがかかってなかったらしい。サッと嫌な予感がしてドアを開けたら、玄関の上り框のところにコープで買った品物たちがプラスチックケース一箱の中に綺麗にまとめられて置かれていた。玄関の外じゃなく、中に。

唖然として、一瞬、目を疑った。中に入ってきて置いたってこと…?えええ、こんなことって…と狼狽し、慌てて部屋の中の様子を確認。出る前と特に変わった様子はなく、通帳やお金を置いているところを見ても何も取られた様子はなく、ひとまず胸を撫で下ろした。直後、まぁ盗られて困るようなものも無いんやけどな(苦笑)とも思いつつ、でもこれはあまりよろしくないことだよなぁとも思って。少し悩んだ末に、翌日、コープに電話をした。

相談窓口のオペレーターの女性に、「かくかくしかじかなことがあったんですけど、家の中に品物を置くという対応って通常されてることなんですか?」と聞いたら、驚いて「そんなことは断じてしておりません。大変申し訳ありません!」と平謝りされ、「すぐに担当した者にも伝えて折り返しお電話を差し上げます」と言われた。少ししてから、配達した人の先輩の立場にある人からも電話があり、「配達した者がまだ新人でしてよくわかってなかったようです。本当に申し訳ありませんでした!」とこれまたひたすらに謝られた。

なんか私はこういう状況が昔からあまり得意じゃなく、「いや、ちょっとびっくりしちゃったので」とか、「たぶん良かれと思ってやってくれたのかなと思うんですけど」とか、「こちらも鍵を掛けてなくて不用心でした」とか色々取り繕うみたいに言ってしまったりもして。あとから職場でこの話をしたら、そもそも玄関の取っ手に手を掛けるということ自体がありえないことなんだからもっと強気で良かったのに、なんて言われた。たしかにそれもそうだなと思うのだけど、新人さんだって言うし、この電話のせいで先輩に叱られて心が折れたりしても嫌だなぁなんてことも思ってしまって。

ちなみにさっきその新人の配達員さんがまた配達に来たんだけど、最初にお詫びがあり、それから「品物を中に置かせてもらっていいですか?」と確認の上、玄関の上り框のところに買ったものを置いてくれた。実際、こちらとしても一つ一つ手渡しで渡されるよりも、中に置いていってくれた方が助かるのだ。ただ、留守中はそれは無しなだけで…。置き方を見てたらとても丁寧にそっと置く感じで、この前のことはやはり単純に善意100%による行為なんだろうなと信じれた。今日は炭酸水のケース(特売だった)も買ってたから、なおさら中に置いてもらえて助かったし。なにより、いつも思うけど配達員さんたちには感謝しかないのだ。大変な仕事なのに決して厚遇を受けているとは言えず、以前、某大手配送業者の職員大量不当解雇のニュースを目にしたりもしたし…。そんなこんなで、なおさらあまり苦情みたいなのは言いたくなくて。(でもまぁ家の中に置くのはさすがにダメなんだけど…。いや、田舎とかならアリなのか?どうやろう…)

今日の配達員さん、シュンとした感じじゃなく元気そうだったから良かったな。そして、暑くても悪天候でも大事に運んできてくれてありがとうございますの思い。なんとなくここにも書いておきたいなと思って。

あと、鍵掛けたかちゃんとしっかり確認するというのも心に刻むべく。(書いて反芻。笑)

今日はあとで音楽の話を書こうかと。

ひとまず。

今日もきっと良い一日。