なんでもない日々。

日々の思いや気づきなどを雑多に書きます。

10月の終わりの徒然。

昨日、金木犀がやっと咲いた。木がある場所は把握していて、10月に入ってからは開花を見逃さないよう毎日のように眺めていたのになかなか咲かず。まさか11月になるかと思いきや、なんとか10月中には見ることができた。でも咲いたら咲いたであっという間に散ってしまうから、開花はすなわち今年の見納めでもあって、なんだか名残惜しい気持ちにもなってしまうのだけど。

f:id:nare-nare:20241030000301j:image

f:id:nare-nare:20241030000303j:image

帰り道、スーパーに寄って、とても久しぶりにほうれん草を買った。そもそもが冬野菜なので夏にはあまり出回らないのだけど、今年は長らく猛暑が続いた影響で出荷数がさらに減っていたらしく、スーパーで見かけること自体が少なかった。たまに見かけても少量の1束に驚きの値がついていてなかなか手が出ずで…。でも今日見たら1束の量も以前と同じくらいに戻っていて、値段も許容範囲な感じだったので買ってみた。これから寒くなるし出荷量が増えてきたらいいな。冬には冬の楽しみがある。

かてぃんさん(私の好きなピアニスト)の推し活を細々とやっていて、タワレコで配布されてたフリーペーパーは入手したし、会報も無事届いて読んだりと、諸々。あと、アーカイブになってしまったけど、かてぃんラボ(有料のYouTubeコンテンツ)にアップされてた1時間弱にわたる即興演奏も聴かせてもらった。止まることなく次から次へと紡がれていく音色がどれも心地よく美しくて素敵だった。聴いてて、かてぃんさんの心が今、芸術というものにすごく柔軟に開かれているというのがわかるみたいな気もした。

あと、ほとんど語らずストイックに弾き続けてるのに、見てるこちらに緊張が走る感じは全くなく、どことなく親密な気配すら感じたのは自分のお部屋から配信してるのが大きいのかなぁ。普段着で気負いのない、いつもの風景を見ているような感すらあって。なんかそれもとても良かった。

かてぃんさんの演奏とは全然ジャンルも違うしあれなんだけど、なぜか観た後にこの演奏を思い出したりもして…。

12年前の動画で私がこれを見つけたのも相当前なんだけど、好きでいまだに時々思い出しては観てる。この曲自体というよりも、この演奏、このときのこの空間の雰囲気がとても好き。鳴らされてる音がギターとカホンと歌声だけなのもいい。ロウソクが揺らめいて、背後に影が大きく映し出され、観客も含めみんなでジェイソン・ムラーズの部屋に集まって歌を聴いてるみたいな。後半のコールアンドレスポンスの振りが難しすぎてみんなちゃんと歌えずにゲラゲラ笑い出してしまうところはつられていつも笑ってしまうし。でも最後は何の合図なくとも当然のようにみんなの歌声で曲が終わっていくのに毎回感動する。

なんかこの曲の演奏の雰囲気と、かてぃんさんの今回のラボの即興演奏の雰囲気にどこというでもなく、なんとなく近いものを感じたような…。

という、誰にもあまり伝わらないであろう独り言を書いたところで寝ます。笑

明日もきっと良い一日。