少し前に手に入れた電子ピアノを時々弾いてみている。今日は電子ピアノに内蔵されている音楽をさっき少し聴いてみていた。中級レベルの曲から難易度の高い曲までいろんな曲が入っていて、私の好きな曲もいくつかあった。そのなかでもフォーレの「シシリエンヌ」とシューマンの『子供の情景』の中の第一曲「見知らぬ国と人々について」は、久しぶりに聴いてもやっぱりとても好きな曲だなと思った。
フォーレは好きな作曲家の一人と言っていい気がする。全部の曲を知ってるわけじゃないけれど、知ってる曲はどれも好きだから。特に「Berceuse(ベルスーズ)」、「 Après un rêve(夢のあとに)」、そして「Sicilienne(シシリエンヌ)」は好き。
シシリエンヌ
ベルスーズ
夢のあとに
「夢のあとに」は歌曲で、器楽曲として演奏される時はチェロやヴァイオリンで弾かれることが多い気がするし私が好きなのもチェロの演奏なんだけど、たくおんさんのこの演奏を聴いたらピアノもとても素敵だなと思った。
シューマンの「 見知らぬ国と人々について」はアルゲリッチのこの演奏が本当に好き。こういうシンプルな旋律にこそ、演奏者の積み重ねてきた人生がそのまま滲み出るような気がする。滋味深く、優しい音。
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私は楽器の演奏が昔からずっと好きで、どちらかというと歌の無い曲(器楽曲)をよく聴く。でも好きな歌い手さんというのもいる。
アン・サリーさんの歌は聴いてていつも気持ちが落ち着く。なんか、こういう曲と歌をいいなと思えている自分に安堵するような気持ちもあって。自分の感性がちゃんと真っ当で良いところにハマってる感じがするともいうのか。。
あと、小田朋美さんもとても好き(下に貼り付けたYouTubeの映像のキーボード弾きながら歌ってるショートカットの人ね)。声が好きだし、まとってる空気感も好きだし。好き好き言ってるけど、本当に好き要素しか無い。笑 このキリンジのタイニーデスクコンサートでの歌も素敵。
タイニーデスクと言えば、この前、インスタライブを観た君島大空くんの映像もとても良かったな。歌われてる言葉を真面目に何か解釈しようなんてたぶん思わなくて良くて、ただ聴こえる音を拾うようにして聴くのが心地良い。絵画を鑑賞するみたいにして聴ける音楽みたいな。それでいて、刺激的でカッコ良くもある。
ちなみに今、こうしてYouTubeリンクを貼り付けてみて知ったのだけど、タイニーデスクコンサート(最後の二つの演奏が収録された番組)のフル映像がNHKのWebサイトで観れることをYouTubeの概要欄からさっき知った。どっちもリアルタイムの放送は見逃してしまってたから全編観れるの嬉しい。今日は遅いから明日観ようかな。楽しみやな。
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徒然。